とりあえず、思いつくまま書いてみるのですが、途中で行き詰ってしまいます…。
理系人間の私も、文章に行き詰ることってよくありますよ(苦笑)。
「言葉」を知らないと言われてもピンとこないかもしれませんが、私たちが普段使っている「言葉」は、実はそれほど多くありません。
語彙(ごい)という言葉があります。
語彙というのは、その人が「意味を理解して使える言葉のコレクション」で、「ボキャブラリー」のことです。
語彙が豊富でないと、自分の伝えたいコトにピッタリ合った言葉が見つかりません。
使いこなせる語彙が少ないと同じ表現ばかりになって、読み手を退屈させてしまいます。
語彙力は「書く力を支えてくるもの」です。
・語彙を増やしてくれる便利ツールを紹介します
・語彙力を上げる方法を紹介します
語彙力を増やしてくれる便利ツール
頭の中に「考え」や「思い」はあっても、人からすれば「目に見えないもの」です。
それを伝えるには、目に見える形にしなければなりません。
「考え」や「思い」を伝えるためのものが「言葉」で、その「言葉」をつなげるのが「文章」です。
例えば、おいしいお菓子を食べて、その感動を誰かに伝えようと文章を書くとします。
このとき、ただ「おいしいくて感動した」というだけでは、ひと言で終わってしまいます。
読んだ人にも、明確なイメージが伝わりません。
「おいしい」というのは人それぞれで、あなたの「おいしい」と、他人がイメージする「おいしい」は違うかもしれません。
なので、なるべく具体的な表現で「おいしさ」を伝える必要があります。
「まったりとして、濃厚で、後を引く味」
「舌の上でとろけるようなフワフワ感」
「口当たりがよくて、さっぱりした味で、大人な感じ」
こんな表現なら、読み手側も自分の体験に重ね合わせて、より具体的に「おいしさ」をイメージできると思います。
「おいしさ」という一つの概念を伝えるにも、たくさんの言葉を使うことでより伝わりやすくなります。
これが「語彙が豊富」ということで、「書く力」を支えることになります。
「語彙が豊富」というと、難しい言葉をたくさん知っているというイメージがあるかもしれませんが、そんなことではありません。
同じ意味や同じ状況を伝えるにも、たくさんの言葉の中から、的確な「表現」をつかみ出す。
「わかる!わかる!」と読者に、うなずいてもらえる文章を書く力が「使える語彙力」です。
「おいしい」「楽しい」「嬉しい」というのを、ただ、「おいしい」「楽しい」「嬉しい」というだけでなくて、
「おいしさ」「楽しさ」「嬉しさ」といった「感情」を明確に表現する言葉を工夫するのが「語彙力」を伸ばす秘訣になります。
語彙を増やすのに、→こちらの「連想類語辞典」を使うと便利です。
このサイトの検索窓に「おいしい」と入力して、検索ボタンを押します。
「おいしい」のいろんなシチュエーションに応じた類語、関連語、連想される言葉が出てきます。
商売に関する「おいしい」なら、「稼ぎまくる」「一攫千金」「一発当てる」など、
味がいい「おいしい」なら、「まろやかな味」「舌でとろける」「じゅわっと広がる」など
仕事に関する「おいしい」なら、「ドル箱」「いいこと尽くめ」「濡れ手に粟」など
語彙力を上げるための本屋さん活用術
言葉や知識を増やすには、やはり「本を読む」のが、何よりも一番いい方法です。
ですが、何しろ、本を読むのは時間がかかります。
なので、おすすめは「本屋さんに行く」ことです。なるべく大きな本屋さんへ行くのをおすすめします。
「語彙力」「言葉力」を伸ばすために「本屋さんを活用」します。
極端なことを言えば、本は買いません。
本を買うのではなくて、語彙力をつけるために本屋さんへ行きます。
結果的に本を購入することになってもよいのですが、一番の目的は違います。
本屋さんを活用するために行きます。
本屋さんには「お題」を持って行く
例えば、今のお題が「ダイエット」だとします。
本屋さんに着いたら、ダイエットに関する本棚の前に立ちます。
そして、端から端までズラッと並んだ本のタイトルを一つ一つ眺めます。
ダイエットという一つのテーマでも、たくさんの切り口や切り口を伝える言い回しが並んでいます。
自分の頭では思いつかない言葉や切り口が、本当にたくさんあります。
本棚を眺めて、特に気になる本があったら、本を引き抜いて目次を見ます。
その目次に書いてある内容は、自分が想像したものと同じかどうか?
自分が想像したものと「ちょっと違う」とか、「へぇ~」と新しい知識を与えてくれる内容かもしれません。
目次を見るだけなので、具体的な内容は分かりません。
でも、ここでは本の内容を知るのではなくて、読者へ訴える「切り口」を知って、そこから「想像」すること。
これが、今の自分の「お題」に必要な「ひらめき」や「言葉」のバリエーションです。
「お題」を持って本屋さんに行くと、「お題」についての知識や情報、言葉を広げることができます。
「ダイエット」というテーマでも専門書や実用書、健康雑誌、女性雑誌、それからスポーツ科学・・・と、見る本棚はいろいろあります。
私たちは「パソコンという箱」に向かって、文章を書いています。
今はインターネットで調べれば何でも出てきますが、これは自分の知識の範囲、言葉の範囲でしか調べものはできません。
本屋さんに足を運んで、本棚の前に立つと、思いもよらなかった「言葉」に出会うことができます。
本屋さんは、言葉力をアップさせて、アイデアも与えてくれます。
本屋さんまで行く時間がないときは、コンビニでもOKです。
コンビニの雑誌コーナーには、毎週、毎月、雑誌が発売されています。
雑誌の表紙のキャッチコピーは、今の時代を反映し、今のニーズが書かれています。
とても勉強になりますし、楽しいです♪
私もお散歩の途中など、コンビニに立ち寄ります。
雑誌で予備知識を得て、詳しい情報はネットや本で調べています。
語彙力を上げる便利ツールと本屋さん活用術まとめ
使える語彙を増やして、あなたの書く力を伸ばしていってください。
自分の頭の中に「考え」や「思い」はあっても、それは「目に見えないもの」です。
それを伝えるためのものが「言葉」で、その「言葉」をつなげるのが文章です。
語彙が豊富でないと、自分の伝えたい「考え」や「思い」にピッタリ合った言葉が見つかりません。
使いこなせる語彙が少ないと同じ表現ばかりになって、読み手を退屈させてしまいます。
語彙力は、書く力を支えてくれます。
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ありがとうございました。
さらに頑張って良い記事を書かせていただきます!(^^)