記事って、どうやって書けばいいですか?
リライトをすれば、ラクに記事が書けますよ。
他の記事から文章を持ってきて、リライトをすれば効率よく記事が書けます。
「でもリライトって、コピペと同じで他人の文章をパクることでしょう」と思っていませんか?
コピペは著作権違反ですから、やってはいけないことです。
コピペとリライトの違いをきちんと理解して、正しくリライトができるようになれば、記事を書くのがとてもラクになります。
・コピペとリライトの違いが分かります
・ゼロから記事を書く方法が分かります
・正しいリライトのコツが分かります
「コピペ」と「リライト」の違い
コピペ:他の文章をコピーして、自分の記事に貼り付けて載せること
(コピー&ペースト)
リライト:他の記事の内容を持ってきて、表現を書き換えて使うこと
リライトは「表現を書き直す」ことですが、ただ単に文章の語尾を変えるとか、文章の前後を置き変えることではありません。
間違ったリライト
・語尾を変える(「です」→「である」に変える)
・文章の前後を置き換える
・同じ意味の単語に入れ替える
このような小細工をするだけでは、コピペと同じで著作権違反になります。
リライトの目的
リライトをする目的は「何か?」ということが重要です。
リライトは「他の記事の内容を持ってきて表現を書き換えて使う」ことです。
では、リライトをする「目的」は何か?
リライトは「記事の価値を上げるため」にします。
記事の価値を上げるために「表現を書き換える」のです。
記事は読者さんのためのもの
まずはじめに、記事はどうやって書けばいいのか?というと、
キーワードから「どんな悩みを持った人に向けた記事にするのか?」を考えて、その人の悩みを解決するための記事を作成します。
人はグーグルやヤフーの検索エンジンで「キーワード」を使って、調べものをします。
「キーワード」で、今、抱えている悩みの解決策や知りたいこと、自分にとって役に立つ情報を手に入れたいと思っています。
そして、その悩みは「キーワード」によって異なります。
なので「キーワード」を手がかりに読者の悩みをリサーチして、 解決策を教えてあげる記事を作成します。
当たり前のことですが、記事というのは自分が読むためのものではありません。
「読んでくれる人」のために書くものです。
記事は読者にとって価値が高く、分かりやすい文章にしなければいけません。
記事は「読者さんのため」のものです。
リライトをすることで、他から持ってきた記事の内容を「読者さんにとって価値の高い」良質なコンテンツとなるように、文章を書き換えます。
ブログ記事の読者は、たった一人にまで絞り込みます。
読者をたった一人に絞り込むために「ペルソナ」を設定します。
ペルソナ設定については、以下の記事で詳しく説明しています。合わせてご覧ください。
ゼロから記事を書く方法と正しいリライトのコツ
記事は主題となるメインキーワードとそれを補足するサブキーワードで構成します。
1.ペルソナを決める
2.サブキーワードを決める
3.記事の構成と見出しを決める
4.サブキーワードごとに検索して元記事を選ぶ
5.元記事を読み込む
6.リライトする
1.ペルソナを決める
まず、はじめにペルソナを決めます。
キーワードを手がかりにペルソナの人物像と悩みをリサーチします。
・ペルソナは誰なのか?(性別、年齢、職業、趣味、家族構成など)
・ペルソナの悩みは何か?
・ペルソナに教えてあげる回答は、どのようなものにするのか?
ペルソナは一人に絞り、具体的に設定します。
記事は「一人に対しての回答」を書くことが重要です。
ペルソナ設定には「ラッコキーワード」を使います。
ラッコキーワードは、グーグルサジェスト、教えてグー、ヤフ知恵袋を一度に見られる便利なサイトです。
ラッコキーワードで、教えてグーとヤフー知恵袋をリサーチして、ペルソナを設定します。
ヤフー知恵袋、教えてグーの質問をリサーチをすると、人は「そのキーワードに対して、どんなことに悩み、何を知りたがっているのか」が分かります。
ということは・・・
読者の「知りたい答え」を記事にすればいいだけです。
ヤフー知恵袋、教えてグーに書かれている回答は、間違ったものやいい加減に書かれているものが多く含まれています。
ですから、ここに書かれている回答を鵜呑みにしてはいけません。
回答よりも質問の内容をよく読んで、質問者はどんなことで困っているのか、どんな悩みを抱いるのかを調べます。
質問者の意図を読み取って、それに対する「あなたの答え」を出してあげてください。
【 例 】キーワード「結婚式 マナー」
ラッコキーワードの検索ボックスに「結婚式 マナー」と入力します。
すると、「結婚式 マナー」のグーグルサジェストキーワードが出てきます。
そして、画面の左側の「Q&Aを見る」をクリックして、「ヤフー知恵袋」と「教えてグー」をリサーチします。
「ヤフー知恵袋」と「教えてグー」の質問をリサーチしてペルソナを設定します。
今回は、以下のようなペルソナを設定しました。
【 例 】キーワード「結婚式 マナー」
ペルソナ:友人の結婚式に招待された「ゆかさん」25歳、独身女性、営業職
高校の同級生の結婚式に招待された独身のゆかさん。
結婚式というフォーマルな場所へのお呼ばれなので恥をかかないようにしたい。
服装、受付での挨拶の仕方、そしてご祝儀はいくら包めばいいのか?
といった悩みを抱えている。
2.サブキーワードを決める
記事の主題となるメインキーワードと”ペルソナの悩みにマッチした”サブキーワードを決めます。
サブキーワードを決めるのには、
「ラッコキーワード」
「グーグル」検索
「ヤフー」検索
を使います。
グーグルサジェスト、ヤフー虫眼鏡で出てくる予測変換は、多くの人が検索しているキーワードです。そこからサブキーワードを選びます。
ラッコキーワードにも「グーグルサジェスト」が出てきますが、タイムラグがあるのか、グーグルで検索したものと違うキーワードが出てきます。
なので、グーグルでもグーグルサジェストを調べましょう。
ラッコキーワードの検索ボックスに「結婚式 マナー」と入力して出てきたグーグルサジェストを見ます。
そして、グーグルで「結婚式 マナー」で検索します。
サイトの下部に、「結婚式 マナー」に関連するグーグルサジェストが出てきます。
次に、ヤフーでも「結婚式 マナー」で検索します。
すると、サイトの上部と下部に「結婚式 マナー」に関連する虫眼鏡ワードが出てきます。
ラッコキーワードとグーグル検索のグーグルサジェスト、ヤフーの虫眼鏡ワードの中からペルソナの悩みにマッチしたサブキーワードを決めます。
以下のようにサブキーワードが設定できます。
【 例 】メインキーワード「結婚式 マナー」のサブキーワード
・結婚式 マナー 服装
・結婚式 マナー 挨拶
・結婚式 マナー ご祝儀
3.記事の構成と見出しを決める
記事タイトルには、キーワードを入れてタイトルを付けます。
タイトルに「キーワード」を入れることで、「この記事で読者が知りたい情報が得られる」ことを伝えます。
そして、はじめに導入文です。
導入文に「記事の内容が分かる文章」を書いて、本腰を入れて読もうという気になってもらいましょう。
本腰を入れて記事を読みはじめた最初の「見出し1」が一番重要なパート。
「見出し1」で読者が知りたいことを、しっかりと書きます。
次に、見出し2、見出し3と「見出し1」に関連する情報を加えていきます。
最後の「まとめ」で、今回のブログ記事で伝えたいことを、もう一度書きます。
最後のまとめで「情報の整理」をします。
記事タイトル |
導入文… |
見出し1(メインキーワード) |
本文(リライト)… |
見出し2(サブキーワード1) |
本文(リライト)… |
見出し3(サブキーワード2) |
本文(リライト)… |
まとめ |
まとめ文… |
※見出し(サブキーワード)の数は適宜調整します。
4.サブキーワードごとに検索して元記事を選ぶ
グーグルやヤフーの検索ボックスに「サブキーワード」を入れて検索します。
すると参考になる記事が出てきます。
検索結果の上位から順番に、まずは5サイトくらい見ます(広告サイトを除く)。
全部をジックリと読まなくていいです。
だいたい5サイトほど見れば、ペルソナへの回答となる内容は決まると思います。
同じキーワードで検索して出てきた記事ですから、「書いてある内容はどれも同じようなもの」です。
書いてある内容が分かったところで、3つ、4つ、リライトをする記事を選びます。
5.元記事を読み込む
「元記事」を選んだら、元記事の内容を理解します。
どんな内容が書いてあるのか「自分の言葉で」説明できるようにします。
元記事の内容を理解して、自分なりの考えや意見をメモします。
また、元記事では情報が足りなかったり、情報が古くなっている場合があります。
足りない情報、古い情報は、違うサイトを調べて補足します。
6.リライトする
参考になる元記事を読み、理解したら元記事は閉じます。
しかし、記事を書くのに慣れないうちは、元記事を見ながら書いていくと思います。
その場合は、元記事と似たような表現にならないように注意しましょう。
記事は、必ず「自分の言葉」に置き換えます。
サイトにあがっている文章というのは、普段、私たちが使わない言葉が多く使われています。
リライトでは、必ず、自分の言葉に置き換えます。
【 例 】
友人女性が結婚式に出席する際は、セミフォーマルウエアと呼ばれる準礼装のスーツやワンピースが一般的です。
↓
友人として結婚式に出席する場合は、通常よりもワンランク上のスーツやキレイめのワンピースを着ていきます。
私たちは、普段、”準礼装”なんて言葉は使いませんよね。こうやって、自分が普段使っている言葉に置き換えます。
リライトでは「自分が、普段、聞きなれない言葉は使わない」ということを意識して書いてください。
分かりやすい文章というのは、形式張った言葉や専門用語ではなくて、普段の話し言葉のように、シンプルで分かりやすい言葉を使って書かれています。
それから、文章を思いきって短く区切るようにすると、さらに、分かりやすい文章になります。
例【 A 】 友人女性が結婚式に出席する際は、セミフォーマルウエアと呼ばれる準礼装のスーツやワンピースが一般的で、スカートは短過ぎず、長過ぎず、ヒザ丈からセミロング程度、露出もできるだけ控えめにして、光る素材のドレスなども避けた方が無難です。
↓
例【 B 】 友人として結婚式に出席する場合は、通常よりもワンランク上のスーツやキレイめのワンピースを着ていきます。
スカートはヒザ丈からセミロング程度、肌の露出を控え、光沢の少ないものにしましょう。
【 A 】は1文で書いてありますが、【 B 】は2文に区切りました。
こうやって1つの文を短くします。文章は短い方が伝わりやすくなります。
文章を短くするためのコツは、「これは長いかな?」と感じたら、重複する表現を削る、接続詞を削るということをします。
それから、思い切って、読点(、)のところで、一度、文章を区切ります。
「読点(、)を → 句点(。)にする」します。
文章の語尾は変わりますが、「一度、そこで文章を区切る」ということをします。
それをすると、1文が2文になって、2文が3文になって、短く分かりやすい文章になります。
長い文章は、一度読んだだけでは、すぐに理解できないものです。
すぐに理解できない文章は、読み手をイライラさせてしまいます。
そして、リライトで一番重要なのは「自分の意見を入れる」ことです。
文章の流れがおかしくないところで、「私はこんな経験をしました」とか「私はこう思います」など、自分の意見を入れます。
私も、大きなホテルでの結婚式に出席したことがあるのですが、
会場がいくつもあって、披露宴会場の名前も「菊の間」「藤の間」など
普段、聞きなれない名前でプチパニック!?になってしまったことがあります。
もともと方向音痴なので、ホテルの中で軽く迷子になってしまいました。
遅刻はしませんでしたがギリギリに到着したので、受付でご祝儀を渡せませんでした。
ご祝儀は披露宴が終わってから、ご両親のところに持っていきました。
焦るし、申し訳ないしで、その時は本当に恥ずかしい思いをしました。
結婚式には時間には余裕を持って、出発することをおすすめします。
まずは、元記事の内容をリライトする。次に、記事の中に自分の体験や意見を入れます。
ペルソナは、今、そのキーワードについて悩んでいます。
悩んでいるペルソナに共感する気持ちやエピソード、体験談を書きます。
そうすることで、読者は書き手の人物像が想像できますし、「あぁこの人も同じことで悩んでいたんだなぁ」と安心します。
記事の中に書き手の「自分」を入れて書く。
その自分も独りよがりではなく、ペルソナと共感する「自分の要素」を入れます。
記事に書く体験談や意見は、あなたの主観でOKです。
あくまで体験談なので、「生の」リアルな意見を書きます。
自分の意見を入れることによって元記事とは違う、オリジナルの記事になります。
ゼロから記事を書く方法と正しいリライトのコツまとめ
記事は「キーワードから、どんな悩みを持った人に向けた記事か?」を考えて、その人の悩みを解決する記事を作成します。
記事の構成は、記事タイトル、導入文、見出し1、見出し2、…、まとめの流れで作成していきます。
1.ペルソナを決める
2.サブキーワードを決める
3.記事の構成と見出しを決める
4.サブキーワードごとに検索して元記事を選ぶ
5.元記事を読み込む
6.リライトする
同じキーワードでもペルソナによって、伝えたいポイントや表現方法は変わります。
正しくリライトをして、あなたのペルソナにとって価値の高い、分かりやすい記事を書いてください。
この記事があなたの役に立ったら、フォロワーさんにシェアしてあげてください。
ありがとうございました。
さらに頑張って良い記事を書かせていただきます!(^^)