基本的なキーワード選定のやり方を説明しますね。
キーワードは「あなたのブログ」と「読者さん」を結んでくれるカギです。
ブログは「有益な情報を書けばそれで良い」というものではありません。
その情報を求めている読者は、どんな言葉で検索するのか?
読者が検索する言葉を使わなければ、検索に載りません。
記事は「読者さんが使う言葉で書かなければ、記事そのものを読んでもらえない」ということ。
記事の内容は同じでも、どんな言葉を使うか、そのキーワードによって、読者の数(ブログのPV数)はぜんぜん違います。
それから、ブロガーにとって記事の執筆、コンテンツを揃えることも大事な仕事です。
検索ボリュームを気にしすぎたり、キーワード選定に時間をかけすぎて執筆が進まない、というのは賢明ではありません。
キーワードはサクッと決めて、記事の執筆に集中しましょう。
・基本のキーワード設定のやり方が分かります
・簡単に使えるキーワード選定の無料ツールが分かります
基本キーワード選定のやり方とおすすめツール
キーワード選定には、2つの無料キーワードツールを使います。
■キーワードツール(無料)
1. ラッコキーワード
2. Googleキーワードプランナー
この方法でキーワード選定をすれば「検索者がいないキーワードで記事を書いてしまった」ということにはなりません。
1. 記事のメインキーワードを決める
2. 関連キーワードを取得する
3. 検索ボリュームを見る
4. 検索ボリュームからキーワードを選ぶ
以上の4STEPで、簡単に間違いなく「需要のあるキーワード」を選ぶことができます。
キーワード選定【STEP1】記事のメインキーワードを決める
まずは、あなたが書く記事の「メインキーワード」を決めます。
例えば、「英会話」ブログの場合、
読者は、英会話の「何に」ついて知りたいのかを考えます。
・英会話教室について知りたい
・楽しくお茶しながら学べる英会話カフェが知りたい
・英会話を独学で勉強したい
・通勤時間にスマホのアプリで英語を勉強したい
など、いろいろありますね。
そして、読者は「どんなキーワード」で検索するのか?
「英会話 教室」
「英会話 カフェ」
「英会話 独学」
「英会話 アプリ」
このようにザックリとした検索キーワードを考えます。
【 例 】「英会話 教室」についての記事の場合について説明します。
キーワードが決まったら、【STEP2】へ進みます。
キーワード選定【STEP2】関連キーワードを取得する
メインキーワードが決まったら、ラッコキーワードでターゲットが検索する「関連キーワード」を調べます。
検索BOXに「英会話 教室」を入力してクリックします。
すると、Google検索で表示される「Googleサジェスト」が出てきます。
「Bing」をクリックすると、「Bingサジェスト」が出てきます。
同じように「YouTube」、「Google動画」、「マルチサジェスト」をクリックすると、YouTubeサジェスト、Google動画サジェスト、マルチサジェストが出てきます。
※マルチサジェストとはGoogle、Amazon、楽天、Googleショッピングなどをまとめて検索したものです。
それぞれで出てきた関連キーワードをコピーして、メモ帳などに貼り付けます。
(重複しているキーワード、書きたい記事の内容に合わないキーワードは除きます)。
取得したキーワードをコピーしたら、【STEP3】へ進みます。
補足キーワード選定【STEP1】をラッコキーワードで探す
STEP1の作業は、ラッコキーワードを使って探すこともできます。
やり方は同じで、「英会話」とだけ入力すれば、「英会話」で検索される関連キーワードが出てきます。
出てきたモノの中から、記事のメインキーワードを決めることができます。
しかし、ツールにばかり頼るのはおすすめしません。
まずは、自分で読者の役に立つ記事の内容を考えて、記事の内容に当てはまるキーワードをツールで探すようにしましょう。
何でもツールに頼ると他のブロガーさんとの差別化ができなくなります。
キーワード選定【STEP3】検索ボリュームを見る
ラッコキーワードからコピーしたサジェストワードの月間検索数を調べます。
次は、Googleキーワードプランナーを使います。
※Googleキーワードプランナーを使うには、Google広告の登録が必要です(登録は無料)。
Google広告の登録がまだの方は、こちらから登録してください。
画面右側の「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
枠の中に、【STEP2】でコピーしたキーワードを貼り付けて、「開始する」をクリックします。
「過去の指標」をクリック
すると、各キーワードの「月間平均検索ボリューム」が表示されます。
「月間平均検索ボリューム」のところをクリックすると、検索ボリュームの多い順や少ない順に並び替えることができます。
この表の見方は、
「英会話 教室 カフェ」は、月に「10~100人が検索している」ということです。
無料版では、検索ボリュームを「10~100」「100~1000」といった概算の数字で表示されます。
※Google Adwordsに広告を掲載している有料プランの場合は、詳細な数値が表示されます。
月間検索ボリューム
1万~10万
1000~1万
100~1000
10~100
― (数字なし)
検索ボリュームに数字が入っていない「―」で表示されるものもあります。
「―」は、ほとんど検索されていないキーワードですが、サジェストキーワードに出ているので、全く検索されていないわけではありません。
「競合性」というのは、Google広告での競合性で、「高」「中」「低」の3段階表示されます。
「高」は競合性が高く、ライバルがたくさんいるということ。
月間検索数が1万以上のキーワードを「ビッグキーワード」、100~9999までを「ミドルキーワード」、100以下を「スモールキーワード」と言います。
ビッグキーワード | 月間検索数:1万以上 例:「ダイエット」など、1語 |
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ミドルキーワード | 月間検索数:100~9999の間 例:「ダイエット 筋トレ」など、2から3語 |
スモールキーワード | 月間検索数:100以下 例:「ダイエット 筋トレ おすすめ」など、3から4語 |
キーワード選定【STEP4】検索ボリュームからキーワードを選ぶ
初心者は競合が少ないスモールキーワードで記事を書くのをおすすめします。
今回の場合は、「英会話 教室 個人」「英会話 教室 カフェ」「英会話 教室 おすすめ 大人」などですね。
ブログにパワーがついてくると、3語のキーワードで記事を書いていても、次第に2語でも上位表示されるようになりますよ。
キーワード選定のやり方とおすすめツールまとめ
キーワードは「あなたのブログと読者を結んでくれるもの」ですから、とても重要です。
重要なキーワードですが、選定そのものは難しくありません。
キーワード選定は基本のやり方で大丈夫!需要のあるキーワードを探します。
キーワードはサクッと決めて、どんどん有益な記事を書いていきましょう。
上位表示されるのはブログが育ってからになりますが、まずは、読者さんが検索するキーワードを使って記事を書いてください。
この記事があなたの役に立ったら、フォロワーさんにシェアしてあげてください。
ありがとうございました。
さらに頑張って良い記事を書かせていただきます!(^^)