「体言止め」などを使って、文末に変化をつけるといいですよ!
文章を書くとき、「ですます調」と「である調」のどちらで書いたらいいのか?迷うこともありますよね。
「ですます調」「である調」は、一つの文章の中に混在させないことが原則です。
書く記事の内容にもよりますが、ブログのように親しみを持ってもらう文章は「ですます調」で書くのが基本。
人は音読するときのリズムで文章を読むので、読み手が抵抗なく読める文末にします。
「ですます調」とは、「~は ~です」「~が ~します」のように書く文末のことです。
・「ですます調」のメリット・デメリットが分かります
・ですます調のデメリットを「体言止め」などを使って改善する方法が分かります
◆メリット
・文章の印象がやわらかになる
◆デメリット
・文章が単調になってしまう
・文章のリズムがわるい
・幼稚な文章になる
文章は「語尾」の部分が単調になると、読んでいてリズム感が悪く幼稚な文章になってしまいます。
「ですます調」は、文章を柔らかな印象にしてくれますが、言い回しが単調で幼稚な文章にしてしまうという欠点があります。
【ブログの書き方】「ですます調」の欠点を改善するには同じ語尾を続けない
声に出して読んでみて、違和感を感じたらその部分を見直します。
私は以前、2ヶ月以上会社を休職しました。
休職の原因は、仕事によるストレスでした。
ストレスが積み重なり、吐き気や頭痛などの症状に襲われるようになりました。
診断名は適応障害でした。
私はこの経験を経て、適応障害について多くの人に知ってもらいたいと考え、ブログを立ち上げました。
私は以前、2ヶ月以上会社を休職したことがあります。
休職の原因は、仕事によるストレスでした。
ストレスが積み重なり、吐き気や頭痛などの症状に襲われるようになったのです。
診断名は適応障害。
私はこの経験を経て、適応障害について多くの人に知ってもらいたいと考え、ブログを立ち上げました。
【悪い例】と【良い例】の違いは、語尾だけです。
語尾を変えただけですが、【良い例】の文章の方が読みやすくなりました。
【悪い例】の文章は語尾が、すべて「~でした」になっていて非常に単調です。
【良い例】の文章は、「~でした」「~します」と「体言止め」を使って、語尾をバラバラにしてメリハリをつけました。
語尾をバラバラにすることで、文章にリズムや余韻が生まれて、読みやすい文章になりました。
文章を単調にしないコツは、同じ語尾を何度も続けないことです。
語尾を使い分ければ、格段に読みやすい文章になります。
彼はショートケーキを食べました。私はモンブランを食べました。
【 改善例1 】彼はショートケーキを食べました。私はモンブランです。
【 改善例2 】彼はショートケーキ、私はモンブランを食べました。
さまざまな変化をつけてみましょう。
「ですます調」同じ語尾を続けない3つの方法
書いた文章を読み返して語尾が単調になっていたら、言い変える工夫をします。
1. 体言止めを活用する
2. 読者に問いかける
3.「 」を使う
「ですます調」同じ語尾を続けない① 体言止めを活用する
まず活用したいのが「体言止め」です。
「体言」というのは「名詞」のこと。
語尾を名詞で終わらせるのを「体言止め」といいます。
泉旅行に行ってきました。
なんといっても最高だったのは、露天風呂から見える夕陽でした。
食事もとても美味しく、ゆっくりできたお休みでした。
温泉旅行に行ってきました。
なんといっても最高だったのは、露天風呂から見える夕陽。
食事もとても美味しく、ゆっくりできたお休みでした。
「~夕陽でした」を体言止めにして、「~夕陽」にすることで単調なイメージがなくなりリズムが生まれます。
単調になっている「ですます調」の文章を 「~です・体言止め・~です」とします。
このようにリズム感を作ってくれる「体言止め」ですが、使いすぎると文章が軽くなり、下品な感じになります。
また、文章をブツ切りにするので使い方を間違えると、かえって文章の流れを悪くする場合もあります。
「体言止め」は使いすぎに注意しましょう。
「ですます調」同じ語尾を続けない② 読者に問いかける
「読者に問いかける」というのも結構使えるテクニックです。
~ですよね?
~と思いませんか?
こういった疑問を投げかける形を使うと、語尾に変化ができます。
「ですます調」同じ語尾を続けない③ 「 」を使う
「 」を使い、話し言葉や考え、感想を入れると文章にメリハリが生まれます。
「気持ちを積極的に入れていこう」
【ブログの書き方】「ですます調」の欠点を改善する方法まとめ
ブログのように親しみを持ってもらう文章は「ですます調」で書くのが基本です。
「ですます調」は、文章を柔らかな印象にしてくれますが、言い回しが単調で一本調子になりがちです。
書いた文章を読み返して語尾が単調になっていたら、言い変える工夫をします。
1. 体言止めを活用する
2. 読者に問いかける
3.「 」を使う
体言止め、問いかけの言葉や「 」など、語尾を言い換えてメリハリを作り、リズミカルで読みやすい文章にしましょう。
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ありがとうございました。
さらに頑張って良い記事を書かせていただきます!(^^)