文章はスムーズに読んでもらえるような流れを意識して書きます。
ダラダラと長い文章や、考えなければ理解できないような文章はNG!
文章は読み手に理解してもらいやすい流れに沿った文章構造にしましょう。
読者にスムーズに読んでもらえる、伝わる文章構造が作れるようになります
【ブログの書き方】読者に伝わる文章構造をつくる
1. 読者が知っていることから書く
2. 箇条書きを使う
3. 肯定文で書く
4. 二重否定は避ける
5. 熟語の動詞は言い変える
1. 読者が知っていることから書く
読み手に理解してもらいやすい流れとは「読者が知っていること → 知らないこと」です。
文章を読んでいて最もストレスを感じるのは、自分が知らないことが書かれている場合です。
知らないことは理解するのに時間がかかるので、文章を読み進めるのがイヤになってしまいます。
まずは読み手が知っていると思われることから書き、そして、読み手が知らないことを書いていきます。
常識的なこと、当たり前と言われることを最初に書いて、それから、あなた自身の意見や新しい考え方を書きます。
そのような順番で文章を書けば、文章を読むストレスが減って、理解しやすい流れを作ることができます。
例えば、
「ミライトワ」について、文章を書こうと思ったとします。
「ミライトワ」というのは、東京2020年オリンピック公式マスコットですが、いきなり「ミライトワが…」と書いても何のことか分からない人が多いでしょう。
まず、「ミライトワ」とは、「東京2020年オリンピックの公式マスコットで、名前の由来は「未来」と「永遠(とわ)」という2つの言葉を結びつけています。
という説明をしてから、
応募総数2,042件の中から選ばれたもので、候補作数点の中から小学生が決選投票を行って決めました。
という流れで説明するとスムーズに理解してもらえます。
人は何か新しいことを聞いたとき、「何だろう?」と興味を持つ場合と、「分からない!」と拒絶する場合の2つに分かれます。
何の前置きもなく、いきなり新しいことを聞かされると、たいていは拒絶されてしまいます。
「この文章、分からないから読むのやめた」と拒絶されないように、まずは読者が分かることから書くようにしましょう。
「読者が知っていること → 知らないこと」この流れは当たり前のことですが、つい忘れてしまいます。
読者への思いやりを持って書くことを忘れないようにしましょう。
2. 箇条書きを使う
箇条書きは、おすすめな書き方です。
「箇条書き」は短い文章を並べることですから、読みやすく伝わりやすい文章になります。
料理レシピの手順を示すときなど、注意点がいくつかある場合は、箇条書きにすると伝わりやすくなります。
箇条書きを書くときの注意点
番号と中黒(・)を使い分ける
料理レシピのような作業の順番を説明するときは、番号を使い、材料のように書く順番が決まっていないものは中黒(・)を使います。
項目が多いときはグループに分ける
料理レシピで、例えば魚の下準備とソースの作り方があったら、それぞれ別の手順に分けて書きます。
規則性を持たせる
作業をする順番や重要な順、時系列など、読み手が分かりやすいように並べましょう。
文末は統一する
箇条書きの部分は「である調」が簡潔に書けると思います。
体言止めを使うのなら、体言止めに、文末は統一しましょう。
3. 肯定文で書く
「週末のミーティングには出席できません」ではなく、「週末のミーティングは欠席します」と書きます。
「……しない」とう言い回しは、文章を最後まで読まないと意味が分かりません。
間違って解釈されることもあるので、否定文は肯定文に書き直しましょう。
4. 二重否定は避ける
二重否定で書くのも避けましょう。
「そうでないとは言えない」「必要でないことはない」といった二重否定は、読み手が混乱します。
「そうである」「必要である」と書きます。
5. 熟語の動詞は言い変える
文章を読みやすくするために、できるだけ熟語動詞を使わないで、普通の動詞で書くようにします。
援助する→助ける、延長する→延ばす、開催する→開く、終了する→終わる
軽減する→軽くする、決定する→決める、削減する→削る、上昇する→上がる
低下する→下がる、提示する→示す、到着する→着く、分割する→分ける
新聞や雑誌には熟語動詞がよく使われます。それは1ページの文字数に限りがあるためです。
熟語動詞を使うと文章が固い印象になるので、なるべく使わないようにしましょう。
【ブログの書き方】読者に伝わる文章構造をつくるまとめ
読者にスムースに読んでもうための流れを作るポイントは5つです。
1.読者が知っていることから書く
2.箇条書きを使う
3.肯定文で書く
4.二重否定は避ける
5.熟語の動詞は言い変える
読み手に理解してもらいやすい流れは「読者が知っていること → 知らないこと」です。
人は文章を読んでいて最もストレスを感じるのは、自分が知らないことが書かれている場合です。
知らないことは理解するのに時間がかかるので、文章を読むのがイヤになってしまいます。
まずは読み手が知っていること、常識的なこと、当たり前と言われることを最初に書きましょう。
文章は読み手あってのものです。読者さんが一見して理解できない表現は避けます。
文章全体の「流れ」は、最後までスムーズに読んでもらえるように書きましょう。
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ありがとうございました。
さらに頑張って良い記事を書かせていただきます!(^^)