カテゴリー設定の要領がイマイチつかめなくて困っています。
SEO対策のためにカテゴリー分けは重要なポイントになります。
カテゴリーは記事を分類・整理するもの。
適切なカテゴリー分けをすれば、読者に分かりやすいサイトになります。
また、カテゴリー分けが適切であるということは、内部リンクも最適化されているので、検索エンジンの評価が上がります。
・SEO対策におけるカテゴリーの適切な分け方と注意点が分かります
・SEO対策に効果的なカテゴリーの設定方法が分かります
・図解にてWordPressブログのカテゴリーの作成手順が分かります
【SEO対策】WordPressカテゴリーの適切な分け方
WordPressブログを立ち上げた、最初、記事を書く前にカテゴリーの種類と各カテゴリーにどのような内容の記事を入れるのか決めましょう。
もちろん、記事を追加していく過程で、その度に新しいカテゴリーを作ることもできます。
しかし、一つのカテゴリーに記事が偏ったり、1記事しかないカテゴリーがあるのは、SEOでは好ましくありません。
【SEO対策】WordPressカテゴリー分けの注意点
・1記事1カテゴリー
・カテゴリーの階層は3層までにする
・記事数が偏らないようにする
・「未分類」は使わない
1記事1カテゴリーにする
一つの記事が複数のカテゴリーに入っていると読者は混乱します。
1記事を複数のカテゴリーに入れるのはNG!
WordPressブログでは、1記事に対して1カテゴリーが基本。
それから、一つの記事を複数のカテゴリーに設定しても、パンくずリストに表示されるカテゴリーは1つだけになります。
パンくずリストとは以下のような、読者がサイト内のどの位置にいるのかを示すナビゲーション表示です。
自分がサイトのどこを閲覧しているのか一目で把握できる、読者にとって便利な機能です。
※このサイトのパンくずリストは、ページの最下部にあります。
検索エンジンは、このパンくずリストを読み取ってサイトの構造を評価します。
SEOでは「訪問者に最適な記事を読んでもらうこと」を大切な指標としていますから、1記事1カテゴリーのシンプルな構造にします。
カテゴリーの階層は3層までにする
カテゴリーは階層構造に設定できます。
カテゴリー内の記事が増え過ぎた場合は、そのカテゴリー内の記事を子カテゴリーに分けて整理できます。
例えば、「WordPressの作り方」という親カテゴリーの下に「プラグイン」、「WordPressテーマ」という子カテゴリーを作ります。
カテゴリーの親子関係は何層にも設定することができますが、あまり深い階層にすると、訪問者、検索エンジンのどちらにも分かりずらくなります。
なので、カテゴリーは3層までの浅い階層にしましょう。
記事数が偏らないようにする
基本、1記事1カテゴリーですが、カテゴリーを乱立したり記事数が偏ってしまうのはNGです。
記事を増やしていくうちに、投稿した記事が一つのカテゴリーに偏りすぎてしまう場合、階層を使ったり、カテゴリーを分けることを考えてください。
それから、1記事しか入っていないカテゴリーもNG。カテゴリーの意味がありません。
一つのカテゴリーに何記事必要なのかという正解はありませんが、目安として1カテゴリーに10記事は欲しいところです。
カテゴリーは「読者に分かりやすい構造にする」ことを心がけましょう。
「未分類」は使わない
WordPressを立ち上げると、はじめから「未分類」というカテゴリーがあります。
この「未分類」は使いません。カテゴリーが「未分類」では、読者は何の記事か分かりません。
カテゴリー名は、誰が見ても分かる名前を付けて記事を整理します。
【SEO対策】WordPressカテゴリー名に検索ワードを入れる
カテゴリー名は、検索ボリュームの高いキーワードで付けましょう。
カテゴリーは各記事にリンクされています。そして、そのカテゴリーに関連するキーワードで記事を書いていきます。
検索エンジンは、リンクを辿ってサイト内を巡回します。
カテゴリー名、そして、各記事に「検索キーワード」を使うことで、そのキーワードに強いブログとして評価されます。
また、カテゴリー名はサイドバーやパンくずリストなど、サイト内の至るところに表示されます。
「カテゴリー名」は読者に分かりやすい名前にしましょう。もちろん日本語でOKです!
カテゴリー名にはミドルキーワードを使う
カテゴリーはサイトの一部を表すものですから、ミドルキーワードを入れることをおすすめします。
検索ボリュームは「Googleキーワードプランナー」を使って調べれば分かります。
※参考:キーワードの「検索ボリュームの使い分け」
サイト名(ブログ名) | ビッグキーワード(月間検索数1万以上など) 例:「ブログ」など、1語 |
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カテゴリー | ミドルキーワード(月間検索数(100~9999の間) 例:「ブログ seo対策」など、2~3語 |
投稿記事 | スモールキーワード(月間検索数100以下など) 例:「ブログ seo対策 初心者」など、3~4語 |
キーワード検索のやり方については、こちらの記事をご覧ください。
WordPressブログのカテゴリーの作成手順
今回はダッシュボードから新たなカテゴリーを作成する手順について説明します。
新規カテゴリーを追加する時に設定できる項目は次の4点です。
・カテゴリー名
・スラッグ(カテゴリーURL)
・親カテゴリーの選択
・カテゴリー説明
カテゴリー名に適切な名前を付ける
WordPressブログのダッシュボードにある「投稿」→「カテゴリー」をクリックします。
画面左側【新規カテゴリーを追加】
名前に「検索ワード」を使った適切なカテゴリー名を入力します。
カテゴリーURLになる「スラッグ」はシンプルな英語を使う
次に、スラッグを入力します。
スラッグはカテゴリーページのURLになります。
スラッグはアルファベットの小文字を使い、カテゴリーを表す1単語(英語が良い)で付けましょう。
カテゴリーに階層(親子関係)を設定する
先ほども説明しましたが、カテゴリーは階層(親子関係)を設定できます。
「子カテゴリー」に設定する場合は、プルダウンメニューを開き「親カテゴリー」を選びます。
カテゴリー説明を入力するとページに表示される
説明欄にそのカテゴリーの説明を入力します。
どんなカテゴリーなのか、カテゴリーの説明を入力します。
ここは必須項目ではありませんが、カテゴリーページが表示されたときに読者が目にする部分ですので、ここにも「キーワード」を使って記入しましょう。
「新規カテゴリーを追加」をクリックして保存します。
【SEO対策】WordPressカテゴリーの適切な分け方と設定方法まとめ
WordPressブログでカテゴリーはSEO対策においてとても重要です。
■カテゴリー分けの注意点
・1記事1カテゴリー
・カテゴリーの階層は3層までにする
・記事数が偏らないようにする
・「未分類」は使わない
■カテゴリー名に「検索ワード」を入れる
■スラッグは、カテゴリーページのURL
・アルファベットの小文字を使用
・カテゴリーを表す1単語(英語が良い)
カテゴリーは、SEOにも読者にも分かりやすい構造にしましょう。
カテゴリー設定は、簡単に変更することができますので、いつでも見直すこともできます。
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ありがとうございました。
さらにがんばって良い記事を書かせていただきます!(^^)