PVはあるのにアフィリリンクがクリックされません。
かつての私がそうでしたから、その悩み、すごく分かります。
アフィリエイトで稼ぐには、アフィリリンクをクリックされなければ意味がありません。
クリックされないには、記事の中にクリックするという「行動を起こしてもらう要素」が足りないのです。
いきなり「クリックしてください」と書いても、当然、クリックしてはもらえません。
クリックするという行動を起こしてもらうには、いくつかの壁を乗り越える必要があります。
・アフィリエイトリンクのクリック率を上げる要素が分かります
・コピーライティングの「3つのNot」が分かります
コピーライティングの3つのNot
1900年代に米国で活躍した有名なコピーライターのマクスウェル・サックハイムの言葉で「3つのNot(3つのノット)」があります。
1. Not Read(読まない)
2. Not Believe(信じない)
3. Not Act(行動しない)
1. 人は、あなたの文章を「読まない」
2. 人は、あなたの文章を「信じない」
3. 人は、あなたの文章を読んでも「行動しない」
あなたが文章を書いても、人は「読まない」「信じない」「行動しない」という3つの壁があるということです。
では、「読まない」なら、どうやって読んでもらうのか?
「信じない」なら、どうやって信じてもらうか?
「行動しない」なら、どうやって行動してもらうのか?
この3つを常に考えて文章を書く。
どんなに素敵な言葉を使って文章を書いても、お客様の「買う」「アフィリリンクをクリックする」といった具体的な行動に繋がらなければ意味がありません。
1. 人は「文章を読まない」では、どうやって読んでもらうのか?
基本的に、人は文章を読みたがらないものです。
読まないのが当たり前だから、読みたくなるような文章を書かなければいけません。
では、読みたくない人に文章を読んでもらうには、どうすればいいのか?
最も効果的なのは、その文章を見たときに「自分のことだ」と思ってもらうことです。
「これは、私のために書かれている!」と思ったら、人は読みたくなるものです。
なぜなら、人は自分に一番興味があるからです。
これは「自分が一番好き」という意味ではありません。
もっと無意識的なところのこと。
例えば、大勢で撮った集合写真を見るとき、自分の姿を真っ先に探しませんか?
それから、卒業文集や名簿でも、まずは自分の名前を探す。
人は、自分に関係することが「一番気になるもの」なのです。
なので、文章を読んでもらうためには「あなた」と呼びかけます。
この「あなた」というのは、ビジネスでいう「ターゲット」のこと。
売りたい商品、サービスを必要とするターゲットに刺さる言葉で、「あなた」と呼びかけます。
【 例 】ダイエットの広告
・二の腕が気になるあなたへ
上の例は、「二の腕が気になる人」にだけ、呼びかけています。
これは、一見、ターゲットを絞ることになるので、お客様の数が少なくなると感じるかもしれません。
しかし、「ダイエットしたい方」のように対象を広げてしまうと、メッセージがボヤけてしまうので、誰にも響かないメッセージになってしまいます。
2. 人は「文章を信じない」では、どうやって信じてもらうのか?
情報化社会の今、世の中はいろんな情報があふれています。
その中には詐欺のようなものもあるのが事実です。
ですから、お客様の信じないの壁はどんどん厚くなっています。
「信じない」を乗り越えるためのポイントは「共感」です。
それには情報を発信する側が、お客様目線で、同じ立場に立ってその悩みを具体的なストーリーなどを交えながら示すことが必要です。
特に、共感を得やすいのは「失敗談」です。
多くの人が共感するのは、うまく行ったことよりもうまく行かなかったこと。
今の自分と照らし合わせて、どうすればうまく行くのか?どうすれば今の課題を解決できるのか?
それが知りたい!
知りたいから、うまく行かなかったことを「こうやって乗り越えた」という話にたいへん興味があるものです。
過去の失敗と、そこから立ち上がった経験や学びを包み隠さず書きましょう。
ダイエットや美容の広告では、必ず「ビフォー」の写真を載せています。
以前はこんなに太っていたとか、顔にこんなシミがあったんですというもの。
そして、どうやって克服できたのかを丁寧に示すことが大事です。
また、曖昧な表現の文章は、お客様の「信じない」を余計に増長させてしまいます。
不確かな情報は載せないようにして、客観的な証拠を提示します。
「客観的な証拠」を示すのに使うのが、成分表や肩書のある人の推薦文、そして、お客様の声です。
特に「お客様の声」はセールスレターの成約率をグンと上げてくれます。
また、文章は断定的に「言い切る」ことを心がけましょう。
3. 人は信じても「行動しない」では、どうやって行動してもらうのか?
お客様の共感を得て信じてもらうことができたとしても、次に立ちはだかる壁が「行動しない」です。
その「行動しない理由」は何か?
・欲しいけど、今は忙しいから後で買おう
・今、お金がないから買えない
などの理由で離脱した場合、そのお客様が再び戻ってくることはほとんどありません。
そうやって離脱されないように、限定性(限定50個の商品)や緊急性(〇月〇日12:00まで半額!)、クレジットカードが使えますなどをアピールします。
また、商品が良いことは信じてもらっても、
・お客様自身がその商品をきちんと使えるのか?
・自分には効果がなかったらどうしよう…
といった不安になる人も多くいます。
そのようなリスクを事前にフォローできるようにします。
例えば返金保証を付けるなど、それをアピールするのが必要です。
そして、お客様は「どんな行動をしたらいいのか」を、はっきりと書いてあげます。
はっきり言わないと、お客様は何をしていいのか分かりません。
例えば「ここのボタンをクリックしてご購入ください。決済後、すぐにあなたのメールボックスに教材が届きます」など。
実際の行動をリアルに想像してもらうように、しっかりと書きます。
コピーライティングの3つのNotとそれを超える方法まとめ
1. Not Read(読まない)
2. Not Believe(信じない)
3. Not Act(行動しない)
人には「読まない」「信じない」「行動しない」という3つの壁があります。
文章を人に読んでもらうには、「あなた」と、呼びかける。
その「あなた」は、どんな人なのか?何に困っているのか?をしっかりと把握する。
はっきり、その「あなた」に、呼びかけます。
次に、こちらを信じてもらうには「共感」を得ることです。
そのためには相手の立場に立って、その悩みを具体的に示して、悩みの解決方法をきちんと提案します。
最後に、行動してもらうには、今、「行動できない理由を解消してあげる」こと。
そうやって、お客様の気持ちをしっかりと把握し、それに合った文章を書くことが大事。
そのために必要なのはリサーチです。
お客様の3つのNotをしっかりと把握して、買うといった「具体的な行動に繋がる文章」を書いてください。
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ありがとうございました。
さらにがんばって良い記事を書かせていただきます!(^^)